Oasis


全長 2650[mm]
全幅 710[mm]
全高 400[mm]
トレッド(前) 660[mm]
ホイールベース 1710[mm]
大会記録 ----[km/l]



 今年は参加2回目ということもあり,全体的により挑戦できた.
 
 フレームはよりシンプルなものになったが,側面をトラス構造にしたことにより,去年度の物よりもより強くなっていると思われる.設計段階では荷重方向を考えてフロント部の上の部材が側面の部材に挟まれる形で溶接される予定だったが,加工の工程での都合上,フロント部の上部の部材は溶接でのみ荷重に耐える形となったが,溶接がとてもうまくいったため十分な強度を持った.
 
 カウルに関しては,製作期間短縮され,なおかつ材料費も安くなるよう工夫がされている.今年は大会開催が早かったため時間的にも丁度よく仕上がった.
 
 大会本番の練習走行時は,スパークプラグの交換をしていなかったためか,炭素が被ってしまっている感じだったが大雨によるレース中止が出されるまでの6周を走り切った.ピットでは案の定炭素が被ってしまっていたプラグを交換し兼ねてから不調だったキャブレタの調整を行った.ニードルの交換を行い調子が良くなったのだが,ここでネジの締めが甘かったという失態を演じてしまいこれが本番走行における燃料漏れという結果を招いてしまった.本当にこの車体に関わったメンバー全てに申し訳ないと思う.よって本番走行では6周目にてリタイアという形となった.
 
 この車体のエンジンは去年度のに卒業した先輩が改良したエンジンでキャブレタを除けば大変調子がよく,ホイールも新しく導入したリムJ40Sと初めて使うタイヤTGMYだったが去年度のものと比べるとかなりいいものとなった.結果はリタイアとなってしまったが記録的には去年度よりよくなっていると思える.
 
 このホイールは来年度も自分たちの学年で使えるため,これと今年のことを来年に生かしたいと思う.



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